トリミング処犬の和心 こだわり

備前焼の湯釜

備前焼

備前焼は、平安末期の十二世紀頃から備前市で作られはじめた焼き物で、今日も茶器、花器、酒器、食器などが主に作られています。釉薬(うわぐすり)を全く使わず、焼く時の炎のあたり方や灰のかぶり方によって、表面に様々な模様や色合いが生じます。

備前焼の最大の魅力は、素朴な自然美と偶発的なおもしろさに神髄があるといえます。派手さこそありませんが自然な渋みの風情が好まれるとともに、機能性の面でも愛好者の多い焼き物です。

そして今回のワンちゃん用の湯釜を、岡山の美作市に窯元がある、湯乃郷窯 田代宗山先生に、作って頂きました。どの備前焼作家の方も、『難しい』と言われたのですが、田代宗山先生は、『やれるだけやってみよう!』と心良く引き受けて下さいました。

備前焼の湯釜

焼き物の中で、もっとも強度のある備前焼。高級なイメージがありますが、昔から民に慣れ親しまれ、日常生活の一部として使われてきました。田代宗山先生も、『備前焼は使わないと、備前焼の良さが出ない。』とおっしゃっていて、備前焼を日常生活の中で大胆に使うことをすすめておられます。

和心の湯釜も、ワンちゃんがお風呂に入っていくたびに深みが増し、また表情も変わっていきます。独特な雰囲気の湯釜になっていますので、ぜひご覧になってくださいね。

備前焼の湯釜のできるまで

湯釜の製作工程はオリジナルになるのでお見せする事はできませんが、制作の流れをご紹介します。

  1. 菊練り
    土をこねて土の中の空気を抜いていきます。土は重たく、かなり力がいるので体力がいります。この作業を入念にしておかないと焼き上げの時に割れてしまいます。形が菊の花のようなので『菊練り』と呼ばれています。
  2. ろくろ
    ろくろに土を乗せ、形にしていきます。
  3. 乾燥
    乾燥形が出来上がったら、土が白くなるまで自然乾燥させます。
  4. 窯入れ
    その後窯に入れ、焼いていきます。窯の温度は1200℃まで上がります。この時に温度が下がってしまうと割れの可能性もあるので、窯の温度を人が24時間調整し、薪をくみます。長くて約2週間、じっくり焼き上げます。
  5. 完成
    十分窯が冷めるのが約1ヵ月間待ち、取り出せるようになったら、仕上げに磨いて完成です。

備前焼の出来るまではおおまかにこのような工程です。とても大変な作業ですね。

備前焼

和心の湯釜は、これのもっと大がかりな作業になりました。心配していた割れも奇跡的になく、先生の長年の経験とテクニックの賜物です。先生のお人柄がよくにじみ出ている、優しい湯釜になりました。

ワンちゃんが入ると…気持よさそうですね(*^_^*)

こうして、時間をかけてゆっくりと焼き上げ、味のある犬の和心の湯釜は無事完成しました!

備前焼 中はこのようにスノコをしいてます

備前焼 先生のお弟子さんの作品も活躍

備前焼の特徴

  • ビールのグラスにして使うと、泡がきめ細かくクリーミーになって、ビールの味そのものがまろやかになります。
  • ポットに備前玉を入れると、水が腐りにくい。浄化作用があります。
  • 花瓶に備前焼のカケラを入れると、お花が長持ちします。
  • 炊飯器に一緒に入れて炊くと、御飯がふっくら炊き上がります。

などなど、備前焼の秘かな自然の力はまだまだたくさん!犬の和心店頭でもお気軽にお尋ねくださいね!